
長唄 佐門会 家元
七代目 杵屋佐吉
Sakichi Kineya VII
三味線方
本名・武藤吉彦
七代目 杵屋佐吉
Sakichi Kineya VII
三味線方
本名・武藤吉彦
昭和28年(1953)、五世佐吉の次男として東京に生まれる。
玉川学園高等部卒業後、曽祖母の名、佐喜を襲名。
23歳の時(1976)、イタリアで3年ごとに開かれる演劇祭〈インコントラツィオーネ〉に「千手魚神太鼓」の作曲、演奏で参加。24歳から、稽古場のある静岡県島田市の帯祭で第二街屋台を受け持つ。
兄小佐吉がクモ膜下出血で倒れ長期療養中だったため、父五世の没後、六世を兄におくり、同時に家元七代目杵屋佐吉を継ぐ(平成5年[1993])。
平成4年(1992)より国立劇場小劇場に於いて、長唄小曲〈芙蓉曲研究会〉と代々杵屋佐吉の作曲作品発表会である〈杵屋佐吉の会〉を主催。
平成10年(1998)、第4回〈杵屋佐吉の会〉では、佐吉家に伝わる350年前の古近江三味線〈野路〉を完全修復し、「野路の月」を作曲発表する。めずらしい三味線のコレクターでもあり、楽器としての三味線の研究も心掛けている。
玉川学園高等部卒業後、曽祖母の名、佐喜を襲名。
23歳の時(1976)、イタリアで3年ごとに開かれる演劇祭〈インコントラツィオーネ〉に「千手魚神太鼓」の作曲、演奏で参加。24歳から、稽古場のある静岡県島田市の帯祭で第二街屋台を受け持つ。
兄小佐吉がクモ膜下出血で倒れ長期療養中だったため、父五世の没後、六世を兄におくり、同時に家元七代目杵屋佐吉を継ぐ(平成5年[1993])。
平成4年(1992)より国立劇場小劇場に於いて、長唄小曲〈芙蓉曲研究会〉と代々杵屋佐吉の作曲作品発表会である〈杵屋佐吉の会〉を主催。
平成10年(1998)、第4回〈杵屋佐吉の会〉では、佐吉家に伝わる350年前の古近江三味線〈野路〉を完全修復し、「野路の月」を作曲発表する。めずらしい三味線のコレクターでもあり、楽器としての三味線の研究も心掛けている。

四代目 杵屋浅吉
Asakichi Kineya IV
三味線方
本名・武藤弓彦
Asakichi Kineya IV
三味線方
本名・武藤弓彦
昭和54年(1979)、東京生まれ。七代目佐吉の長男。
3歳のとき、新橋演舞場で初舞台。
小学生から中学生にかけて、故東音田島佳子師に三味線を師事。高校からはトランペットを植木保彦師に師事、民族音楽研究家の二橋潤一師のもとで樂理を学ぶ。
18歳で四世佐吉の前名である浅吉を襲名し、本格的に長唄の道に入る。唄を今藤尚之師、三味線を今藤長龍郎師に師事。
現在、三味線方として演奏会、舞踊会、歌舞伎公演、放送などで活躍中。
3歳のとき、新橋演舞場で初舞台。
小学生から中学生にかけて、故東音田島佳子師に三味線を師事。高校からはトランペットを植木保彦師に師事、民族音楽研究家の二橋潤一師のもとで樂理を学ぶ。
18歳で四世佐吉の前名である浅吉を襲名し、本格的に長唄の道に入る。唄を今藤尚之師、三味線を今藤長龍郎師に師事。
現在、三味線方として演奏会、舞踊会、歌舞伎公演、放送などで活躍中。

三代目 杵屋佐喜
Saki Kineya III
唄方
本名・武藤文彦
Saki Kineya III
唄方
本名・武藤文彦
昭和58年(1983)東京生まれ。七代目佐吉の次男。
幼少より祖父・五世杵屋佐吉に三味線、人間国宝・杵屋佐登代に唄の手ほどきを受け、6歳で国立大劇場にて初舞台。
声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦に、ピアノ・作曲をピアニストの仲野真世に、長唄を今藤尚之に師事。
玉川大学芸術学科 声楽専攻卒業。第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。
2002年、父の前名である佐喜の名を三代目として襲名。
現在、長唄の唄方として全国各地の演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会、NHK「にっぽんの芸能」他、テレビ、ラジオに出演。市川海老蔵NY・カーネギーホール公演、平成中村座スペイン公演をはじめ、ブラジル、シンガポール、韓国などへの海外公演にも参加。
また東京、静岡、長野を中心に自身の門弟育成に力を入れる傍ら、全国各地で子ども、教員向けのワークショップを開催。一般社団法人長唄協会の委員として学校教育、教科書の作製にも携わるなど、長唄の普及活動にも積極的に取り組んでいる。
*佐喜 撮影/下村しのぶ
幼少より祖父・五世杵屋佐吉に三味線、人間国宝・杵屋佐登代に唄の手ほどきを受け、6歳で国立大劇場にて初舞台。
声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦に、ピアノ・作曲をピアニストの仲野真世に、長唄を今藤尚之に師事。
玉川大学芸術学科 声楽専攻卒業。第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。
2002年、父の前名である佐喜の名を三代目として襲名。
現在、長唄の唄方として全国各地の演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会、NHK「にっぽんの芸能」他、テレビ、ラジオに出演。市川海老蔵NY・カーネギーホール公演、平成中村座スペイン公演をはじめ、ブラジル、シンガポール、韓国などへの海外公演にも参加。
また東京、静岡、長野を中心に自身の門弟育成に力を入れる傍ら、全国各地で子ども、教員向けのワークショップを開催。一般社団法人長唄協会の委員として学校教育、教科書の作製にも携わるなど、長唄の普及活動にも積極的に取り組んでいる。
*佐喜 撮影/下村しのぶ